明石のまさです!
一条工務店は高気密・高断熱で省エネな家づくりが特徴のハウスメーカーとして知られています。そのため、一条工務店では高い断熱性能の効果で、冷暖房費が安いことをうたっております。
これから家を建てる方や現在検討されている方は、実際どのくらい光熱費が安いのか気になる方も多いのではないでしょうか?
我が家は一条工務店で建てましたが、本記事では我が家の実際の電気消費量および電気料金も公開します。本記事が皆様の参考になれば幸いです。
一条工務店の太陽光発電の発電量実績についての記事はこちら
我が家の条件
我が家は下記のような条件です。
- i-smart(一条工務店の商品名)
- オール電化(電気は関西電力で契約)
- 一条工務店の太陽光パネル搭載
- その他:蓄電池あり(一条工務店オリジナル)
- 5人家族
- 兵庫県明石市
- 12月-3月ごろまで床暖房使用
一条工務店のアプリから消費電力を確認
一条工務店ではアプリにより様々な情報を入手可能で、太陽光の発電量や消費電力もアプリから確認可能です。
↓2024年の消費電力をスクリーンショット

アプリから数値で消費電力を見ることができるため、数値を抜き出してまとめました。
実際の消費電力はどのくらい?
2022年5月から2025年1月までの消費電力をグラフにまとめました。冷暖房を使わない春と秋は消費電力が少なく約300kW、夏季は冷房を使用するため約400kW、冬季は最も消費電力が多く500-600kWほど消費しました。
実際の室温が夏は28℃、冬は20℃前後になるように冷暖房器具の目標を変更して設定しています。
↓年間の消費電力の推移をまとめたグラフ

約3年分のデータをまとめていますが、例年ほぼ同じぐらいの消費電力量で推移しています。
支払った電気代はいくら?
我が家はオール電化のため、ガス代は必要なく電気代のみ支払う必要があります。
消費電力の内、日中の消費電力は太陽光発電から大半が賄われます(晴れの日)。また、蓄電池を搭載しており、日没から深夜までは基本的に蓄電池に貯めた電気を使用します。そのため、実際に購入する電気は深夜に購入した電気が大半を占めます。
関西電力からの請求金額をグラフにまとめました。2024年は電気代の補助などがありましたが、春と秋は約6000円、夏は約7000円、冬は約10000円でした。
夏の電気代が比較的に安いのは太陽が出ている時間が長く太陽光発電で長く発電していることが要因として考えられます。
太陽光発電の発電量実績についての記事はこちら
↓関西電力からの請求金額

*総務省統計局の家計調査結果によると、2024年の二人以上の世帯の平均の光熱・水道費は23,111円という報告がされていますので、かなり光熱費は抑えられていると思います(水道代は載せていませんが)。ただ、太陽光パネルを搭載しているので単純な比較はできず、太陽光を搭載するための初期費用を鑑みると、月々の支払いが楽になった分と売電を合わせても回収には10年ほどかかります。長期目線では良いかもしれませんが、短期で見るとかなりのマイナスになります。
エネルギー価格が今後も上昇するのであれば、太陽光パネルの搭載は家計にとって強み方になりますが、転勤などリスクも踏まえたうえでの搭載の検討が必要です。
電気代が気になる今日この頃ですが、あまり気にせずに冷暖房を使用できることはメリットと言えると考えています。一条工務店では初期費用は高額ですが、ランニングコストは確かに安いと感じています。

イメージ図:生成AIで作成
まとめ
2024年の電気料金の支払い額は、春と秋は約6000円、夏は約7000円、冬は約10000円でした(太陽光発電で日中は自己消費していることに注意)。総務省統計局の結果と比較し、光熱費は安く抑えられています。ただ、太陽光パネルを搭載しているので単純な比較はできず、太陽光を搭載するための初期費用を考えると、月々の支払いが楽になった分と売電を合わせても回収には10年ほどかかります。
一条工務店では初期費用は高額ですが、ランニングコストは確かに安いです。電気代が気になる今日この頃ですが、気にせずに冷暖房を使用できることはメリットと言えると考えています。
出典・参考文献
- 総務省統計局ホームページ:「家計調査報告(二人以上の世帯)」
- 総務省統計局ホームページ:「2024年(令和6年)12月分、10~12月期平均及び2024年平均」
一条工務店の太陽光発電の発電量実績についてまとめた記事はこちら
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