明石のまさです!
私は一条工務店で家を建て、その際に太陽光発電を搭載しました。一条工務店では太陽光発電を搭載した場合の発電シミュレーションを実施し、年間の予想メリットや初期搭載費用の回収期間などを算出してくれます。一条工務店を検討している場合、シミュレーションの発電量が実際とどの程度合っているか気になっている方もいるのではないでしょうか?
本記事では、一条工務店でもらったシミュレーションの発電量と実際の発電量がどの程度合っていたのかを比較します(2023-2024年分)。
一条工務店の太陽光発電とは?
一条工務店は、省エネ性能に優れた住宅を提供するハウスメーカーとして知られています。特に、太陽光発電システムの導入に積極的で、自社製の屋根一体型大容量ソーラーパネルを搭載できるのが大きな特徴です。
一条工務店の太陽光発電の特徴
- 大容量の太陽光パネル:一般的なハウスメーカーと比較して、屋根全体を活用した大容量の太陽光パネルを搭載可能。
- 自社グループ生産:良質な太陽光パネルをリーズナブルに提供するために自社グループ工場で生産。
- 屋根一体型のデザイン:美観を損なわず、効率的な発電が可能。
- 屋根材として優れた性能:軽く耐久性が高く、火災にも強く、屋根材として優れた性能を保有。
参考サイト:一条工務店ホームページ
シミュレーション条件
- 太陽光発電容量:10kW
- 地域:兵庫県明石市
- 屋根方向:105°
- 屋根方向:1.5寸
実際の発電量とシミュレーションの比較
月ごとの実際の発電量とシミュレーションの比較
こちらが1月から12月の発電量の実績とシミュレーションの比較です。↓

2年分しか無いのでデータが少ないですが、シミュレーションと実際の発電量の傾向は概ね一致しております。またシミュレーションよりも多く発電する嬉しい結果となりました。厳しめにシミュレーションしているのでしょうか?
実際の年間発電量とシミュレーションの比較

シミュレーションでは年間の発電量(1-12月の合計)は9845kWと算出されていましたが、実際は2023年分が12888kWと2024年分が12673kWで、シミュレーション比で約30%増でした。
比較的晴れが多い地域に住んでいることも影響していると思われます。居住地域や天候など条件により発電量は変化するため注意が必要です。
初期費用と補助金制度
太陽光発電システムの導入には初期費用がかかりますが、長期的に見ると光熱費の削減や売電収入によりコスト回収が可能です。屋根一体型ということもあり、住宅ローンに組み込むことも可能です。我が家の場合は10年強で回収できるとシミュレーションではでていました。
また、自治体や国の補助金制度を活用することで、導入費用を抑えることができる可能性があります。導入を検討する際には、最新の補助金情報をチェックすることが重要です。私も市の補助金を利用しました。
まとめ
一条工務店からもらったシミュレーションと実際の発電量を比較しました。1-12月の発電量の傾向は概ね一致しており、シミュレーションよりも多く発電しました(データ年数が少ないので今後はどうなるか?)。年間の総発電量で比較するとシミュレーションに対して実際の発電量は約1.3倍多くなりました。しかし、居住地域や天候など条件により発電量は変化するため注意が必要です。
出典・参考リンク
資源エネルギー庁ウェブサイト「 なっとく!再生可能エネルギー」
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